[スキル]ワンランク上のルールを使いこなそう

英語の文章でよく、「:」(コロン)や「;」(セミコロン)を使っているのを見かけたことはありませんか?こういった記号についても、実は一定のルールがあります。基本的な使い方を押さえておきましょう。

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「:」(コロン)は前の語を説明する

Here are the ingredients: butter, flour, sugar, egg.
(これが材料です:バター、小麦粉、砂糖、卵)

「:」(コロン)の前にある語の例を出したり、細かく説明したりするのに使われます。ピリオドの代わりに何となく使うものではありません。

〇 I bought a new smartphone: the latest model of iPhone.
(新しいスマートフォンを買いました。iPhoneの最新モデルです)
× I bought a new smartphone: Would you like to see it?
(新しいスマートフォンを買いました。見てみたいですか?)

「;」(セミコロン)は接続詞andなどの代わり

He produced many movies; he won the Oscar.
(彼は多くの映画を製作し、アカデミー賞を獲得しました)

「:」(コロン)の下の方が「,」の形になっているのが「;」(セミコロン)で、「:」とは使い方が異なり、接続詞andなどの代わりに使われます。andを繰り返し使うのを避けたり、文章をすっきり見せたりするのに役立ちます。

「/」(スラッシュ)はorかandの代わり

Please bring your own towel/handkerchief.
(ご自身でタオルかハンカチをお持ちください)

「/」(スラッシュ)は単語を区切るのに何となく使われてしまうことがありますが、正式には、文の中でorかandを意味します。なお、「/」はメールで使う分にはかまわないのですが、正式な書類を作る際には使われません。

‘ ’(シングルクォーテーション)は””の中で使う

Jane said, “I think ‘Boccaccio’ is the best Italian restaurant in town.”
(ジェーンは、「『ボッカチオ』が町で一番のイタリア料理店です」と言いました)

‘ ’(シングルクォーテーション)はよく“ ”(ダブルクォーテーション)と混同されていますが、基本的には“ ”の中にタイトルや強調したい語があるときに使います。なお、イギリス英語では、“ ”より‘ ’を使うといった例があるようですが、自分の文章の中で統一した使い方をするよう心がけましょう。

まとめ

MLA(Modern Language Association)は本来、大学生・研究者が論文を書いたり、新聞・雑誌の編集者・校正者が記事を作成したりする際に参照するスタイルガイドで、「タイトルはこのように書く」「ページの余白はこれくらい空ける」など、細かい決まりがいろいろとあります。APA(American Psychological Association)など、他にもいくつか基準となるスタイルガイドがありますが、普段メールを書いたり英語の書類をまとめたりする際は、すべてに厳密に従う必要はありません。

ただ、アメリカやカナダの大学で学んだネイティブはたいていこれらのスタイルガイドを参照したことがあるので、これに沿った英文を書いていると、「この人は正しい英語の書き方を知っている」と思ってもらうことができます。ひとまず、ここに挙げたようなルールを取り入れて、正しくきちんとした英文が書ける人になりましょう!

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