[勉強法]丸暗記より効果的!

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『ふしぎな放送 “The Broadcast”』

せっかくのショートショート集なので、表題以外の作品も取り上げてみたいと思います。

『ふしぎな放送 “The Broadcast”』という作品では、宇宙基地でみんなが心待ちにしている地球からの放送が、その日だけなぜか「コ・コ・コ」とか「ナ・ナ・ナ」だけで、通常の放送とは違うという話です。少し聞いただけでも不思議なお話ですよね。

基地に暮らす隊員たちは地球が大変なことになっているのではないかと不安になり、泣き出す者まで出る始末。不思議な放送の結末は実際に読んでいただくとして、作中の英語表現を見ていきましょう。

放送を心待ちにしている隊員が、“The broadcast from Earth is due soon.” と言っています。原文とはやや違いますが、「地球からの放送はもうすぐだ」という意味ですね。

ここでの “is due”という表現は、例えば「The term paper is due on May 20th.」のように何かの提出期限を表すのによく使われます。普段の会話でよく出てくる言い回しなのでぜひとも覚えておきたい表現です。

また、時間に関する表現がもう一つ出てきます。原文では、“あと五分ほどだ”というところを、英語では “There’s another five minutes to go.” と訳しています。“…minutes to go”も「あと残り〜分」と言う時によく使われますね。

意味不明な放送が地球の危機を表しているのではないかと考えた隊員たちが、“青い顔になった”という表現があります。英語では “They turned pale.”。このように状態が変化する時には、「become」ではなく、「turn」がよく使われます。

気になる表現を覚えるのにも有効

小説作品の中からいくつか具体的なフレーズを紹介しました。英語で長い文章を読む時には、まず集中力を持続させるのが大変です。星新一のショートショートは一つの話が短いので、英語で長時間読むのに慣れていない人も最後まですんなりと読めるはずです。

日本語作品の英訳を読むメリットのひとつは「原文を読むことができる」こと。すでに原文に触れたことのある作品を読んでも良いですが、まずは英訳されたものを読み、そのあとで日本語原文と比較しながら英語表現を学ぶというやり方をオススメします。

単語や熟語、言い回しを単純に暗記するのは大変ですが、作品の情景や場面を思い浮かべながら覚えると、記憶が定着しやすくなります。とはいえ、小説はあくまでも小説。教科書としても役に立ちますが、物語として味わうことも忘れないようにしましょう。

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