[勉強法]わからなくてもOK 小説の書き写し

小説が読めるようになりたい、でも、独特の文体についていけない……。そんな時にも、書き写しの勉強は役に立ちます。小説は文学的な表現やむずかしい語彙が多く出てくるので、英語力が上級になっていても読みにくいものですよね。でも、小説の文体を「体得」すれば、かなりスラスラ読めるようになります。

私が最近書き移しているのは、イギリスの作家Nevil Shuteの傑作小説『On The Beach』です。1957年の小説ということで、文章もちょっと硬めで読みにくい小説です。「これ読みにくいな」とおもったら、書き写し勉強法を試すチャンスです。

Lieutenant-Commander Peter Holmes of the Royal Australian Navy woke soon after dawn. He lay drowsily for a while, lulled by the warm comfort of Mary sleeping beside him, watching the first light of the Australian sun upon the cretonne curtains of their room.
(オーストラリア海兵隊のピーターホームズ中尉は、夜明けのすぐ後に目覚めた。彼は横で寝ているメアリーの暖かな快適さにまどろんで、自分の部屋のクレトンさらさのカーテンの上のオーストラリアの日の出を見つめていた。)

(Shute, Nevil. On The Beach . Kindle 版.)

固有名詞のオンパレード+「drowsily」や「lulled」などの見慣れない単語の連続で、書き出しの文だけでも読みにくいですね。この文章を、何も考えずに書き写してみましょう。「Lieutenant」を書き写していると、「変なスペリングだな」と思わされます。「lieu」はなんと読むのでしょうか?辞書を見てみると、「lutenant(ルーテナント)」と読むことがわかります。このように、書き写すことでスペリングのおもしろさに気づくことができます。ただ読むだけだと読み飛ばしてしまうかもしれません。

その他、過去分詞の「lulled」、現在分詞の「watching」など、見慣れない形で使われている単語にも気づかされます。これらは、「人やモノの状態を描写する」ための使い方です。どんな参考書にも書いてありますが、読むだけでは読み飛ばしてしまうような内容です。自分の手で書き写すからこそ気づくことができるのです。

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